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秘密の恋。

第15章 居酒屋『祭り』

程なくして、事務所前に1台のタクシーが到着する。
木村と友香は、タクシーの後部座席に並んで乗り込んだ。

(…木村さん、なんだかほんのりいい匂いがする…)「木村さん、なんだかいい匂いしますね♪」
「汗かいたんで、寮に戻ってシャワー浴びてきたんですよ」
「好きです、この匂い♪」
「えっ?…あ、ありがとう…(照)」

友香が「好き」と言ったのは匂いの事であったが、そうとわかっていても思わず照れてしまう。

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