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顧みすれば

第8章 鷹取支配人

須藤はとても優しいsexをする男だった

ゆっくりねっとりとキスをする

オモチャだと思えば耐えられたことが
この男の愛撫で胸苦しさを感じはじめた

「そんなに優しく抱かないで」

こらえきれずに呟いてしまう。

「なぜ?女は優しく抱かれる方が好きだろう」

耳に舌を這わせながら優しく囁く

「愛している男に抱かれるならね。


 そうじゃなければ優しさなんて酷なだけよ。

 どうせ遊ばれるなら乱暴にやられる方がマシだわ」

須藤は愛撫の手を止めて上から見つめた


「君は不思議な女だ。

 君を抱いていると君から愛されたくなってしまう。

 愛してもらえないなら

 滅茶苦茶にしたくなる」


私は須藤から目をそらす


「誰も愛せないの

 だから何も求めないで」

須藤はまた深くキスをしてきた
まるで愛を注ぎ込むかのように

「それで男たちは夢中で追いかけるのか

 君をオモチャにして支配する以外

 手にいれる方法はないってことか」


須藤は丹念に全身を優しく舐め回した

「はぁぁ んぅぅ」

優しい愛撫に吐息が漏れる

全身がゾクゾクと鳥肌がたつ
耐えられない

「お願い 私の体を愛さないで」

私の目から涙が零れ落ちる
心が壊れてしまう

「お願い来て」

私は須藤を誘った。
これ以上の愛撫には耐えられそうもない

須藤はゆっくり入ってきた。

「う、ああぁ  これか」

須藤が苦しげに言葉をはいた


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