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顧みすれば

第18章 穏やかな時間

ロイド王子が

ガバッと上体を起こした


私はビックリしてロイド王子を見つめた。


「アミ!アミ!」

私の手を強く握って

ロイド王子は興奮していた。


私は何でこんなにロイド王子が興奮しているのか

なんでロイド王子が私のベッド脇で寝ているのか


まったく状況が呑み込めず


とても戸惑っていた。



ロイド王子は慌ててナースコールを押した


すぐに廊下を走る足音が聞こえてきた。


廊下を走ってきた医師は私の病室に入ってきた。


何をそんなに急いでいるのか?


入ってきた医師は聴診器を取りだし

私の心臓の音を確認する。


腕を取り出され血圧を測られる。


何をそんなに慌てているのか?

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