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顧みすれば

第20章 大人たちの青春

そして、私は自分を抑えることが出来ずに寝ている彩月を...


最初は気づかなかった彩月だが

彩月に口づけた私の唇が深く彩月を求め始めると

息苦しくなった彩月が驚き目を覚ました。


私を押し退けようと彩月はもがいたが

彩月の力では到底叶いはしない。


それにこれが最後と焦っていた私は決して手を緩めなかった。


私は彩月の身体中に自分の愛を刻み付けた。愛していると囁きながら。
彩月は途中から抵抗しなくなった。


私は自分の想いを遂げたが

彩月の目にはなにも写っていなかった。


いたたまれなさと虚しい気持ちが後からあとから広がってきてね。

自分のしたことを後悔した


私はそれ以上彩月の顔が見れずになにも言わず彩月のアパートから出た。


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