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顧みすれば

第20章 大人たちの青春

なんだか力が抜けてしまってね。

彼女の寝顔を見たら帰ろうと思って

寝室の扉をあけた。


月明かりに照らされた彼女の寝顔がとても美しくて

そっとkissをした。

そしてしばらく彼女の顔を見ていたら

とてもやりきれなくなってきてね


もうすぐ自分も彩月も誠一郎も帰国する。

もしかしたらもう彩月に触れることは出来ないんじゃないかと思ってね

それに彩月と誠一郎は日本人。

帰国したら二人が付き合い始めるんじゃないかとか

もう、いろんな妄想が頭のなかを支配して


まともでなどいられなくなった。

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