テキストサイズ

顧みすれば

第20章 大人たちの青春

今度こそノックアウトだ。


彩月は極上の女でとても私の手に負える女ではない。


それにとてつもないビジネスマンだ。

女の使い方をよく知っている。

私たちは彩月の中の男を見た。


男を惑わす女とは母性ではないようだ。


彩月に白旗を振った私たちはその夜からまた親友に戻ることができた


もちろん、そのあと肉体関係はない。

私はな。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ