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顧みすれば

第25章 愛のかたち

私たちはチョコレートショップや

雑貨やさんなど目についた

いろいろなお店に入り

笑ったり 見つめあったり

まるで本当の恋人同士のように

デートを楽しんだ。


歩き疲れた私たちは

カフェでお茶をした。


「好きな子と手を繋いで

 誰の目を気にすることなく歩くって

 楽しいものだね」


ロイド王子は本当に嬉しそうに言った


そうか、ロイド王子には常に誰かがついていて、一人で歩くなんてことは出来ないんだ。


すこし、王族の息苦しさを感じた。


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