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顧みすれば

第26章 禁断の果実

ロイド王子はゆっくりと


私をベットに横たえた。



「アミ...」



見つめられる


優しく色気を含んだ瞳に


目眩がする。



私の髪を掬い上げ


私を見つめながら髪に唇を落とす。


そのしぐさはとてもセクシーだ。



王子の長い指が私の唇をなぞる。



ゾクゾクとした感覚が私を襲う。



やがて近付いた顔が私の唇を求める。



私はそっと目を閉じた。



唇で唇をなぞり



舌が輪郭を這う



甘い誘惑に熔けてゆく...

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