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顧みすれば

第27章 目覚め

寝ているロイド王子を起こさないように


そっとシャワーを浴びにいく。



私の体には


ロイド王子との甘い時間の


余韻があちこちに残っている


紅くついた印に触れてみる。



なんだかくすぐったいような


とても穏やかな心地だった。


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