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顧みすれば

第27章 目覚め

目覚めると


私のなかに


もうアミはいなかった。




そっとベッドからでて

 
ベランダで朝日を浴びた。


キンと冷たい空気が


私を包む。


目を閉じて 


体いっぱいに空気を吸い込む。


雪を被ったアルプスの山々に


朝日がキラキラと輝いていた。


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