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顧みすれば

第30章 決意

家族と過ごした時間は


とても穏やかで落ち着く時間だった。


やっぱり家族って有難い。


なにも言わなくても気持ちを察してくれる。



もういいかな。


確かに忘れることはできないし


ふいに甦ってきて私を苦しめるけど



もう、囚われるのは終わりにしたい。



紗英の人生を取り戻そう。





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