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顧みすれば

第33章 ひとつに

左手で私の手を握り



右手は私の内腿を這う。



私の足の間に入り込んだ



直哉さんの膝が



私の閉ざされた扉を開けようとする。




ビクリと体が震える




「大丈夫 僕に 預けて」




直哉さんが私の髪を撫でながら




優しく囁く





自分でも驚いた





まるで処女だ。



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