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顧みすれば

第34章 新たな扉

チュッというリップ音


何度も重ねる唇は


やがて深く舌を絡ませる。



「んんっ...」



まずい その気になっちゃう...





そっと直哉さんの胸を押して



「今はダメ」



と耳元で囁く




「ったく  俺の甘い休日を...」




直哉さんはしぶしぶベッドから



這い出した。


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