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顧みすれば

第34章 新たな扉

なかはとても明るく


あの時の面影はどこにもない。



女性たちが真剣に学んでいた。



ゆっくりと建物を見て回る。




「なんで永遠の愛って名前かわかります?」




ナターシャさんが笑いながら問いかける




「え?アラブの国の国民への愛でしょ?」





「それは建前です」




ナターシャさんはおかしそうに笑う




「ほんとは、


 ロイド王子が


 忘れられない方への愛を誓ったのです」


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