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顧みすれば

第35章 若き王の誕生

私は驚いて直哉さんを見つめた。


「そうとも ロイド王



 だから君は安心して



 この国と



 ナターシャ妃だけを



 見つめろ」



ロイド王が笑い



ナターシャ妃を見つめる。




「そのつもりだ」




そう言って



ナターシャ妃にキスをした。




会場から歓声が沸き起こる。




ナターシャ妃は嬉しそうに



頬を染めてうつむいた。


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