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お兄ちゃんなんて・・・嫌い

第9章 死のう。

気が付けば、自分の部屋にいた。「痛いっ」起きればこしが痛かった。たとうとすると、まるで小鹿のように足がガクガクだった。必死な思いで部屋のドアをあけ、そこに輝くシャンデリア。夢の生活から24日目だった。最悪の1日だった。最悪じゃ表せない1日。お兄ちゃんは…帰っていなかった。お母さんもお父さんも…わたしは一人だった。




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