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シュールな関係

第26章 番外編 それは突然に…《晴人》

だから激しい雰囲気に
付いて行けることもなく


周りだけ盛り上がって

暗いオーラ満開で
別世界の人物なっている俺は


心の中で『帰りたい』と
叫んでいる状態で

どう楽しめば
いいか分からなく

コーラー飲みながら
変な汗をかいてる。






その
俺がいるテーブルに

////ガツン

と足を乗り掛けて

「あんた!!

何さっきから
つまんない顔してんの?

ここはROCKなんだよ

盛り上がんなさい」

怒鳴り付けれた俺の
すぐ目の前に
破れた黒の編タイツに
ロングブーツが見える…


「す…すみません」


おずおず顔をあげると

黒のレザーのショートパンツに
真っ黒のパーカーで
目の周りも唇も真っ黒

クロ皮キャップに
丸いサングラスをした人がいる。


「亜美 お疲れ~~

華道 凄くよかったよ!!」

「ありがとう」

俺の目の前のロックな彼女が
答え…

俺を見て無表情に・・・


いや

メイクで表情がわからない
が真っ黒な口が


「君と付き合ってもいいよ」

と動く。


「えっ?

ええええええぇ~~~~~?


君があの大和撫子!!!?」



これが俺と亜美ちゃんの
始まりだった。




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