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覗いちゃダメっ

第12章 彼からの逃亡



花「…」


授業中
田辺からメールが届いた

『昼休み、一階の準備室に来い』


一行の簡易なメール
だけどそれが逆に怖くて恐ろしく…


花「…はぁっ」


途中で誰かに会わないか
頼まれ事をされないかと必死に願ったが
誰に会う事もなく頼まれ事もされず
地獄の入り口

準備室に到着してしまった


花「…」

田辺「突っ立ってないで入ったら」

花「!?」

田辺「ほらっ、早く…」

花「…あ」

田辺「…」


背後に立たれていた
驚き恐怖で動けなかった花を
田辺は力付くで準備室に連れ込むと強引
に…


花「あの、待っ…!?」

田辺「花、はっ…な、ンンっ!!」

花「っ!!」

田辺「何で…何で電話に出ない!?何で
メールを返信しない!?」

花「ハァハ…っ、ンンっ!!ん…」

田辺「俺がこんな…こんな好きなのに…
何でお前は…」

花「!!」


強引にキスされ
好きな気持ちをぶつけられ
あの日と同じように花の制服、体に触れ
てきた

だけど…


田辺「何だよ、これっ…」

花「…」


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