覗いちゃダメっ
第13章 先に進む為
功一「…」
花「ご飯出来たよ」
功一「あっ、もうこんな時間か…」
花「早く食べよう」
功一「うん」
東京出発までの数日間
功一の家でお世話になる事にした花
お世話になる以上
自分に出来る事はやろうと
料理、洗濯、掃除など出来る限りの事を
した
功一「うん、美味しい」
花「よかった」
家族で暮らしてるとはいえ
ほぼ一人で生活していた花にとって
料理は朝飯前
レパートリーもそれなりに
豊富だった
功一「一週間近く戻れないけど大丈夫?
家とか学校とか…」
花「家は大丈夫、両親ほとんど留守だし
学校も辞めると思うから…」
功一「花…」
花「お代わりする?」
功一「えっ?あぁ…うんっ…」
花「ちょっと待ってて」
功一「…」