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覗いちゃダメっ

第13章 先に進む為



功一「おやすみ」

花「…おやすみなさい」

功一「…」

花「…」


花は功一の部屋で
功一は居間のソファーで眠る
それは今日決めたわけではなく最初の夜
に決めた事

だけど
さっきの事もあり
距離を置かれてるような
変に気を使われてるような気がしてなら
なかった


花「…」


東京には
明日の朝出発する
早い時間に出るし夜更かししないで
今夜は早めに眠らなければいけないのだ
が眠れず…


花「…」

功一「早く寝ないと辛いよ」

花「わかってる」


そんな事、言われなくてもわかってる
だけど花は功一の元を訪ね
その隣に腰掛けた


花「何してたの?」

功一「ちょっと拓海にメールをね、花と
明日から東京に行くって」

花「…」

功一「あの子には連絡した?」

花「…まだ…今、携帯手元になくて」

功一「無くしたの?」

花「…そういうわけじゃないんだけど…
ちょっとね…」

功一「…」


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