覗いちゃダメっ
第5章 エレベーターで
功一「もう一回…キス…していい?」
花「…えっ…んっ…」
功一「…」
花「んん…っ、ンッ!!」
返事をする間もなく
再び功一にキスされてしまった花
しかも一度目のキスとは違う深くて熱い
息も出来ないような
そんなキス…
花「ん!!んんっ!!」
功一「何」
花「ハァハァ…っ、何じゃないわよ!!
よくこの状況でキス出来るわね」
功一「だって花の寝顔見てたらキスした
くなったんだもん、仕方ないじゃん」
花「だからって…」
功一「別にいいじゃん、キスくらい」
花「…」
功一「それより…」
花「…何」
功一「キス以上の事、する?」
花「以上の事って…」
功一「またまた、わかってるくせに」
花「…」
功一に腕枕された状態で
全くと言っていいほど動けない花
しかもエレベーターは故障し完全な密室
抵抗し功一から逃げたところで
すぐに捕まってしまう
花「…」
功一「逃げないって事は…いいって事だ
よね」
花「…この状況で逃げられないし」
功一「確かに」
花「…」
まあ最初から逃げる気などないのだが…