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君の隣に。

第3章 近づいてく2人の距離





6月になり、雨も多い季節。


「えー…明後日くらいに席替えをしようと思いますが良いですか?」
一気にクラスの男女が盛り上がる。


基本亜美は席替えなんてどうでもいい。

…そう思っていた。

だけど、今は違う。
彼の隣に行きたくて行きたくて…。 仕方無かったのだ。


悠斗の隣に行きたいよぉ…。
「うっしゃぁ!席替えだぁ!先生♪今しましょ!!」

「美希〜隣になれるかなぁ…」
「んー悠斗くんの隣に?」
「…うん」
「う〜ん…どうだろうね…なれるよ♪きっと!!」
「そうだよね♪」

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