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君の隣に。

第3章 近づいてく2人の距離




そして2日がたった。

「はーい昨日引いたくじ引きの結果は黒板に貼りまーす。各自見てください!!」


ドキドキで胸がいっぱい。
「見なきゃね…!!」
「おぉー!!」

なっなに!?

「亜美!」
「はははっはいっ!」
「んなにテンパってんだよww 俺お前の隣♪ よろしくな♪」

わぁぁぁあ!
神様!
ありがとぉ


「うん!よろしく♪」
「一番後ろの席はいいなぁ♪黒板が見やすいわ〜」
「そうだね…ってなんで机くっ付けてるの!?」

私の心臓バクバクだよっばかっ!
「わりぃ〜嫌か?」
え…嫌な訳が無いじゃない…。
「………」
「…おい」
「はい!!」
「嫌なのか?」
「…嫌じゃない…むしろ…」
「むしろ?」
うっ嬉しいって言えないっ恥ずかしいよっ!!
「おーいむしろなんだー」
「だから!」

思わず私は大きな声で言っていた。
「亜美さん…授業中ですよ」
「すっすみません」
私は頭をペコペコと下げながら座った瞬間。

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