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君の隣に。

第4章 どきどき





はぁ…悠斗とせっかく帰ってるのに…なんかなぁ…。

「亜美」
「ん?なに?」
「俺ん家来いよ」
「!?」
なっなんで!?なんでそうなった?
「…話があるんだ」
「それなら今ここで…」
「さっきみたいに、誰かに見られてなんか言われんの嫌」

そっか…そうだよね。
「いいよ…」

悠斗の家きれー…
「あがれよ」
「うん♪」
「あら?悠斗…この子は?」
わぁ…綺麗な人…

「こいつ俺と同じクラスの亜美っていうんだ」
「あら〜可愛い子ね♪彼女?」
かっ彼女!?
「今はちげぇよ」
………今は…?
「そう♪まぁ立ち話もあれだし、中どうぞ」
「あっありがとうございます」

「まぁここ俺の部屋。中で待っててな」
「うん」
悠斗の部屋ってどんな感じだろう…きれいなのかな…?
そういえば私…男の子の部屋に入るの初めて…。

私はゆっくりとドアを開けた。

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