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君の隣に。

第10章 怖さ。



「…悠斗…」

悠斗はその私の一言で殴るのをやめた。

「もう良い…早く失せてくれ」
「すっすみませんでした!」

「……………ハァ…」
「……………」
「とりあえず着替えたな。どこか座ろう」
「……うん」


「…で、何された?」
「キスされたのは覚えてる…それからは…頭が真っ白になって何にも考えられなかった。それでいつの間にか服を脱がされてた」

「……ごめん…俺のせいだ。ホントっ…ごめんっ」

悠斗は涙を流した。

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