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それから数日後、

無事正規で働けるようになった

菜々は箱ヘルと変わらず

今日も無事終わったと

帰る準備をしながら

自分の携帯を取り出した。

すると２件の着信があった。

1つは架純からだ。

もう1つは見た事ない番号だった。

ここでかけ直すのはマズイので

菜々は架純にいつもの居酒屋に

仕事が終わったらくるようにメールをした。

菜々はみんなと待機部屋で別れた後

いつもの居酒屋で架純を待ってた。

菜々が入ってから

２時間ぐらいあとに架純がやってきた。

菜々の顔を見るなり

『菜々さ〜ん。どうして辞めたんですか？

辞めるなら言ってくださいよ。

水くさい、、、グスっ、、、』

架純は半ば泣きながら

菜々に抱きついた。

「ごめんね架純ちゃん。

わたし辞めてはないんだよ。

ちょっとミスして謹慎中なんだ。」

と架純に説明していまは系列店のデリに

いることを話をした。

『よかったー、

菜々さんいないお店に行くなんて

面白くないから辞めてやろーと

思ったくらいですよ。

安心して待っていられます。』

さっきまでの泣き顏からニコっとしている。