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希「ええ、それぞれ良さがあるし

1ヶ月間デリさせてもらって、

箱にはない新しい感じでしたし、

箱は箱の良さもあるので

正直選びにくいです。」

正直な気持ちを２人に言った。

店『じゃあ、希空ちゃん掛け持ちはどう？

佐藤くんはどうかね？』

佐『ご迷惑でなければ、

ウチは井上さんがいいなら

助かります。アリスちゃんは

こっちでも人気No.1になれる

存在ですし、

アリスはこの意見どう？』

希「お二人が構わないのであれば

わたしは大変ありがたい話です。」

店『わかった。話は決まりだね。

希空ちゃんは待合室にいる

副店長に来週からのシフト聞いてきてくれる？

その間に佐藤くんと相談するから』

希「わかりました。

すいません、失礼します。」

希空は応接室から出て待合室で受付している

副店長に声をかけた。

「副店長、お久しぶりです。」

『希空ちゃんいらっしゃい。

復帰できそうなの？』

「はいそれでですね、

店長とデリの佐藤さんと話合いで

デリと掛け持ちになったんです。

店長から来週からのわたしのシフトを

聞いてくるよう言われたんです。」

『来ていたのデリの人なんだ。

一応希空ちゃんは以前と一緒の

通りで月曜日、水曜日、木曜日、土曜日、

日曜日で組んでるよ。

土曜日は夕方から、日曜日は隔週だよ。』

「ありがとうございます。

来週からまたよろしくお願いします」

そう言って希空はまた事務室に戻って

自分のシフトを店長に伝えた。