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夕方４時、お父さんと菜々は

開店に向けて

慌ただしく準備をしていた。

お父さんは料理の下ごしらえをし

菜々はお店の外を掃除していると

１人の影が菜々に近づいてきて

架『やっぱり菜々さんここに居た。』

架純もやはりお店が気になったのか

開店前のお店に立ち寄ったみたいだ。

菜「あっ架純ちゃん。

わたししばらくお店休んで

ここのお手伝いするから。

店長には黙っててね。」

と架純に口止めをした。

架『大丈夫ですよ菜々さん。

今日昼間出勤の終わりに

急に実家に戻るから

１週間ぐらい休むって

店長に許可もらっちゃいましたから。』

と言いながら持ってる紙袋からエプロンを

菜々に見せながらさらに架純は

架『それに菜々さんの事だから

絶対お父さんが心配だから

絶対ここだと思いましたよ。』

外が騒がしいからか

お父さんもお店の外に出てきた。

父『ありゃ、架純ちゃんもかい？』

とお父さんは架純に聞いた。

架『あっ、お父さん。

菜々さんみたいに厨房は無理だけど

ホールは任せてくださいね。』

とお父さんに言いながら３人は

お店を開店させた。