テキストサイズ

0874545

第6章 月に100万円のお小遣い

希空は仕事が

終わったので

副店長に送ってもらうよう

コールをした。

今日は架純が休みなので

1人で帰る日だった。

副店長も事務処理を

ボーイに任せて

送迎用のクルマを

裏口に用意をしてくれたので

帰ることにした。

風俗島を出て数分後に

希空は副店長にさっきの話を聞いた。

「副店長、今日なんで店長

あんなに機嫌悪かったんですか?

最近お店が調子良いから

お給料アップなんて話も

出てたはずですよね?』

『希空ちゃん。

店長の機嫌が悪いのは

成績じゃないよ。

ララちゃんって女の子分かる?』

「はい。名前だけですけど、

ララちゃんがどうしたのですか?」

『昨日、僕が休みだったから

店長が送迎に行ってたんだけど、

お客さんを迎えにパチンコ屋の

駐車場に行ったら

ララちゃんがお客さんと一緒に居たの

見られて大激怒したみたい。

そのお客さんがお得意さんだから

彼氏って言い訳できなかったみたい。

それで、ララちゃんクビ。

お客さんもルール違反だから

罰金取られたみたいだよ。

しかも、ララちゃんウチの

稼ぎ頭の一人だったから

売り上げに大打撃だから、

店長が不機嫌なの。

僕も今朝知ったとこだから、

それ以上詳しい事はわかんないけど。』

と店長の不機嫌な理由を教えてくれた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ