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第6章 月に100万円のお小遣い

その話を聞いてから

数日後、

愛李がウチに来る事になっていた。

菜々は朝から部屋の掃除をしていた。

愛李は午前中の講義で終わるので

お昼は菜々のお手製の料理を

振る舞う事になっていたので、

掃除が終わった後に

スーパーに買い出しに出て、

お昼ごはんを作る用意をしていた。

愛李から連絡があって

『いま講義が終わったから

いまからバスに乗ります。

あと30分で着くよ。

お昼ごはん楽しみにしてる。』

と電話があった。

菜々は急いで料理の仕上げを

していた。

料理が出来上がって、

ダイニングテーブルに

並べていると

愛李が菜々の部屋に到着した。

「愛李お疲れ。

ちょうど料理もできたよ。」

『菜々いい匂い。

じゃあ、食べよ。』

愛李と食事しながら

雑談を始めた。

『そういえば、あのお客さんって

まだ現れないの?』

「そうよ。ほぼ毎日来てたのに、

最後に来た日に、

給料に満足してくるか

聞いてきた以来だから、

もう2週間ぐらい経つね。」

『それ、引き抜きじゃない?』

「まさか。そういえば、

この間、ララちゃんって女の子

店外デートしてクビになったよ。」

『え〜、ララちゃんが…。

そっかぁ。

菜々も気をつけなよ。』

「もちろん。

お客さんと店外する気ないし、

お店に不満ないから移籍する気ないし。」

そういいながら、

時間が過ぎていった


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