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第6章 月に100万円のお小遣い
夕方
菜々は愛李と一緒に晩ごはんを
食べに行く為街に出ていた。
今日はいつもの居酒屋ではなく
たまに行く創作料理のお店で
少しお酒を飲みながら
オススメの料理を食べた。
愛李はこの後用事があったので
一人でBARでゆったりと
飲み直しをしていた。
薄暗い店内のカウンターで
カクテルを飲んでいたら、
また新しいお客さんが入ってきて
菜々の横に座った。
するとジロジロ菜々を見てきた。
菜々は見られるのが好きではないので
いま飲んでるカクテル飲み終えたら
帰ろうと思った。
そのお客さんは薄暗いので
顔はわからなかったが
50歳ぐらいのぼてっとした
カラダでずーっと菜々を
見ていて、
いきなり菜々に話しかけてきた。
『間違えてたら、申し訳ないが
希空ちゃん?』
菜々は一瞬戸惑った。
プライベートでいきなりお店の源氏名で
呼ばれるとは思ってなかった。
この無愛想な喋りは
『えっ、中尾さん!?』
「いまは片山だ。
中尾は通り名だ。』
よくお客さんで予約とか
女の子に聞かれた時に
言う通り名があるみたい。
まぁー、業界が業界だけに
自分の身分を言う人は
少ない。
それは何かあった時に
逃げ道を作っておく為だ。
菜々は愛李と一緒に晩ごはんを
食べに行く為街に出ていた。
今日はいつもの居酒屋ではなく
たまに行く創作料理のお店で
少しお酒を飲みながら
オススメの料理を食べた。
愛李はこの後用事があったので
一人でBARでゆったりと
飲み直しをしていた。
薄暗い店内のカウンターで
カクテルを飲んでいたら、
また新しいお客さんが入ってきて
菜々の横に座った。
するとジロジロ菜々を見てきた。
菜々は見られるのが好きではないので
いま飲んでるカクテル飲み終えたら
帰ろうと思った。
そのお客さんは薄暗いので
顔はわからなかったが
50歳ぐらいのぼてっとした
カラダでずーっと菜々を
見ていて、
いきなり菜々に話しかけてきた。
『間違えてたら、申し訳ないが
希空ちゃん?』
菜々は一瞬戸惑った。
プライベートでいきなりお店の源氏名で
呼ばれるとは思ってなかった。
この無愛想な喋りは
『えっ、中尾さん!?』
「いまは片山だ。
中尾は通り名だ。』
よくお客さんで予約とか
女の子に聞かれた時に
言う通り名があるみたい。
まぁー、業界が業界だけに
自分の身分を言う人は
少ない。
それは何かあった時に
逃げ道を作っておく為だ。