君の笑顔をーー
第13章 知らない。
(も……も.も.も.もう無理‼︎
ダメだーーーーーーーーー‼︎ 限界‼︎ )
「あの…。蓮…‼︎
きょきょ…今日はもう帰るね‼︎ 」
『ははッ‼︎うん..。また…明日な?』
「うん! 送ってくれて..ありがとう!
気を付けて帰ってね?
ぇと…おやすみなさい!」
『うん。ありがとな?』
私は蓮に手を振ると
ダッシュで家まで帰った。
部屋に入るとそのままベッドにダイブ。
(も〜‼︎ 無理だよー‼︎
恥ずかし過ぎてどうにかなりそう…
体の中で心臓がダンスしてるわ〜‼︎
う………。はぁ…
今までこんな風な気持ちになったコトなんて無いし。
ああやって、女の子扱いされたコトも無いから、どうすればいいのか分からん‼︎)
私は枕に顔をうずめて叫ぶしかなかった。