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君の笑顔をーー

第23章 私の答えは…

「陸…。もう少し考えさせてもらってもいいかな…。色んなことがあり過ぎて私もまだ気持ちの整理がついてないんだ。」


『もう、何年もお前のそばにいるんだ。
いくらだって待つっつーの!
俺の気持ちを押し付けたりはしたくない。
だだ、泉が俺のそばにいてくれるなら…

俺はお前の笑顔をずっと守るから。
なにがあっても、お前を守ってやる。

まぁ。幼なじみの関係でも、それは変わんねぇけどな?』



陸は私に笑顔を向けながら、頭を撫でてくれた。

この温かい手が心地いい…


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