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君の笑顔をーー

第23章 私の答えは…



『何言ってんのよ‼︎
泉がずっと一人で抱えるくらいなら、私だって一緒にそれを支えていくんだから‼︎
話したく..なかったよね。聞かせてくれてありがとね?』



紗彩の言葉が温かくて、紗彩の気持ちが嬉しくて…
私は初めて紗彩の前で、涙を流した。



『泉…。いっぱい泣いて?
今までの思いを全部出しちゃいなよ。
私が何度でもあんたの涙を拭ってあげる。』



「紗彩。そばにいてくれてありがとう…
一人で怖かったよ..」



紗彩は私が泣き止むまで、背中をさすってくれていた。

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