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君の笑顔をーー

第23章 私の答えは…




私は蓮を待っていた。

徐々に日は傾き、キレイな夕焼けが広がっていた。



(来てくれない..かな…)



私は蓮との想い出の場所へ歩いた。
一緒に過ごした中庭…



(いつもここで笑いながらご飯を食べてたな。)



蓮と過ごした時間は宝物で私の胸の中にたくさんつまっている。



一人でポケっと歩いていると、校舎裏へ向かう人影を見つけた。



(蓮…なの?)



私は急いで校舎裏へ向かった。

そこにいたのは、やはり蓮だった。

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