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君の笑顔をーー

第27章 煽られて⁉︎



「陸を傷つけてしまうのが怖い…。
嫌いになってしまうんじゃないか不安だよ…」



私の瞳からはポロポロと涙が零れた。
優しく頭を撫でながら、指で涙を拭ってくれる。


陸の手は『大丈夫』と安心をくれた。



「本当は……
陸と一緒にいたい。
そばにいて欲しい。

陸が好きだよ‼︎ だけ..」



陸は私を抱き寄せ、キツく抱きしめた。



『それ以上は言うな。
そんなこと、お前は考えなくていい。

素直に俺のそばにいればいいんだよ。』

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