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君の笑顔をーー

第36章 愛しい人…



『…さっきから何やってんだよ。』


頭の上から降ってきた声に
ビクっと肩を揺らした。

慌てて離れようとすると
陸は抱きしめて離さない。


「ッい⁉︎いつ起きたの⁉︎」


『…顔触られたとき。』


「嘘ッ⁉︎」


『本当。…はょ。』


「お..おはよ。」


陸の顔を見るのが恥ずかしくて、布団に潜り込んだ。

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