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『ダメかな？？』


「いや…あの..蓮先輩…？
私、今..頭が混乱してましてですね..」



『っはは！大丈夫だよ？
ゆっくり考えてから、返事…
聞かせてくれる？？』


『ぅ…………はい。』



『これは… 俺の気持ちの分。』



蓮先輩は私の手首に
赤いハチマキを巻いた。



『ハチマキに俺のメアド書いてある。
返事、決まったら連絡して？』


「..分かりました。」


『それじゃ。気を付けて帰りなよ？』


蓮先輩は手を挙げて、帰っていった。