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高校で始まる物語

第5章  焼き肉パーティー


数分後、泣き止んだ圭太からは寝息が聞こえた。



「圭太寝たのかな」


七海は圭太の顔を覗きこむ。



「寝顔は相変わらず可愛いな」



「すっーすっー」



圭太の寝顔を見た七海は少し頬が緩んだ。




「ごめんね………圭太……私にはこうすることしかできないんだ……」



七海は何かを我慢するように奥歯をぐっと噛んだ。



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