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高校で始まる物語

第5章  焼き肉パーティー


そんな姿を見た七海は圭太の肩を持ち、すっと引きよせた。 



七海の胸は温かくどこか寂しさを感じた。



そんな胸で圭太はぞんぶんに泣くことができた。


圭太にはこうやって静かに抱いてくれるだけでよかった。



ただ、話を聞いてくれるだけでよかった。


それだけでこの罪悪感から少し解放されたような気がした。


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