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真愛

第5章 元彼



もうどのくらい時間経ったのだろう


気づけば有香の涙も枯れあたしの腕の中で疲れたように寝ている


あたしよりかは軽いにしても持ち上げることなんてできなくてソファに横にすることしかできなかった


その小さな体にブランケットをかけあたしは有香の横で目を閉じた


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