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真愛

第5章 元彼




「過去なんて過去よ。過去に振り回されて未来をどん底に落とすようなことはしちゃだめ。有香は有香なりの道を歩んできたでしょ?
その道に間違いなんてない。それはただのお互いの考えのズレよ。」


「ぅん…」


「有香のことはあたしが守る…」


抱きしめた有香の体はやっぱり昨日みたいに震えてた


あたしが有香の心の重荷を軽くしてあげる


あたしが有香を守ってみせる


あたしが有香を幸せの道に案内してみせる



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