お前は俺のxxx
第22章 傷つけられて…
龍牙と付き合うようになってからは
毎日、駅まで一緒に帰った。
私の家は駅の方ではなく、少し遠回りになる。
龍牙は結愛と一緒に帰りたいから。と駅まで一緒に帰ると約束したんだ。
今日も龍牙と一緒に駅へ歩いていた。
「ねぇ。龍牙?私、今日、自分で直接言えたよ?どうして..」
『いいだろ?別に。 俺が結愛の男として言いたかったから。』
「う…うん。」
(龍牙…怒ってるのかな…?
やっぱり、あいつのことよく思ってないんだね…。)
『結愛。そこの公園行こ。』
「え…? でも私、買い物して帰らなきゃ..」
龍牙は私の言葉を聞かず、手を引いてスタスタと公園に入って行った。