お前は俺のxxx
第22章 傷つけられて…
龍牙は私を押さえつけ、覆いかぶさろうとする。
もう…
叩かれてもいい。
あの時みたいに傷つけられたくない…
怖い思いはしたくない…
私は必死に抵抗した。
頭を過ったのは、
颯太の優しい腕の中…
安心をくれた暖かい温もりだったーー
《バシッ バシッ……》
何度も、頬を叩かれた。
抵抗して暴れる度、顔に痛みが走る。
『俺のこと受け入れたく無いわけ?
あいつともヤったんだろ?
俺にも、ヤらせてよ。
あいつ以上に、結愛を乱してやるよ?』
龍牙は、恐怖で怯える私の顔に
高揚しているように見えた。