お前は俺のxxx
第27章 自分勝手な…
『電話してやれ。心配してたから。』
「…うん。」
私は香奈に電話をかけた。
声を震わせ、すごく心配していた。
検査結果も大丈夫だったこと。
落ち着いているから、
心配は無い。と伝えた。
颯太にお礼を言い、部屋を出ようとすると、後ろから颯太に呼び止められる。
『今日は、ここにいろ。
腫れが引くまで、学校は休んでゆっくりしてろ。』
「いや…それは…。」
『心配すんな。そばについてるだけだ。
安心して、ゆっくり眠ればいい。』
颯太は、柔らかく笑うと頭を撫でてくれた。