テキストサイズ

お前は俺のxxx

第27章 自分勝手な…



颯太は私を病院へ連れて行ってくれた。


検査をしてもらったけど、
特に問題も無く安心した。


私は颯太のことを突き放したのに…
どうして、こんなに優しくしてくれるの…?


颯太の大きな手は、私の頭を優しく撫でてくれる。

あの、あたたかな温もりで、私に安心をくれる。


私は、颯太の優しさに甘えてばかり…

颯太を拒絶していたのに、こういう時だけ安心を求めてる私は…最低だ。



タクシーで颯太のマンションに戻ってきた。


置きっ放しだったカバンの中から携帯を取り出すと、香奈から着信が入っていた。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ