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お前は俺のxxx

第31章 すれ違う心。



お昼休憩になり、香奈とカフェへ向かった。

颯太に会うのは、あの日以来。


まだお礼も言えていない。

メールや電話ではなく、
直接言いたかったから…


『あ!香奈ちゃん、結愛ちゃん!
こっちこっち〜♪』


流星先輩に呼ばれ、
3人が座る席に行った。


久しぶりに見る颯太の姿に
鼓動が早さを増す。


『あー。俺、担任に呼ばれてっから先に戻る。

じゃあな。結愛。』


ポンと頭を撫でると、私の横を通り過ぎて行った。

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