お前は俺のxxx
第32章 後悔しても…
碧先輩に連れられ、中庭のベンチに座った。
『大丈夫?少しは落ち着いた?』
「…はい。すみません…。」
『颯太と…何かあった?』
碧先輩は頭を撫でながら、
柔らかい声で聞いてきた。
「私…自分勝手ですよね。
いっぱい振り回して、傷つけて…。」
自分が思ったことを、碧先輩に話した。
『結愛ちゃんは勝手じゃないよ?
颯太はいい奴だし、
ずっと大切に思ってる。
俺にとって大事な仲間だ。
けど、今まで女を適当に扱ってた。
俺は颯太のそういう所は好きじゃない。』
碧先輩は、真剣な顔で話してきた。