お前は俺のxxx
第33章 もう遅い…
私は、学校を出ると一人、
繁華街で買い物をしていた。
何も考えたくない…
でも頭は勝手に考えてしまう。
「はぁ…。」と深いため息がこぼれた。
トントンと肩を叩かれ振り返ると、大学生くらいの男が2人立っている。
「あの…。何か…?」
『さっきから、ため息ついちゃってどうしたの?
良かったら話聞くから、俺たちと..』
「彼女に何か用?」
後ろから肩を抱き寄せられ、振り向くとそこにいたのは碧先輩だった。
男たちは、碧先輩を見ると逃げるように走り去っていった。