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お前は俺のxxx

第37章 颯太‼︎


私の目に飛び込んできたのは
痛々しいほどに、包帯を巻かれ
傷だらけの颯太の姿だった。


「…ねぇ。何やってんのよ?
何でこんなとこにいるの…?」


震える声で声をかけながら
颯太のそばに立つ。


「ねぇ!起きてよ‼︎
まだ、あんたが伝えたかったこと
聞いてない!ちゃんと言ってよ!」


『....ゅ..ぁ..』


「目開けてよ!
ちゃんと聞かせて!」


『..ゅぁ....』


「お願いだよ…。
目開けて…。ちゃんと私を見てよ…。

颯太‼︎‼︎」

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